こないだ初めてリアルでお会いしたフォロワーさんに「菜子さんって双子のアイドル?を推してますよね?」と尋ねられ、笑いすぎて1分間ほど顔があげられなかった。
はい、Twitterやブログで「双子、双子」と言いながら愛してやまない2人がいるのですが、実は血は繋がっておりません。年齢も3歳も違います。(2001年生まれと2004年生まれ)性格も、私はベースはそんなに似てると思わないけれど、不思議と波長がぴったりと合っていていつでもお互いの味方、なんでも話し合える関係、でも先輩と後輩とも兄と弟ともちょっと形容できないような。そんな彼らのケミ名(韓国エンタメでは関係性をケミと呼び、愛称がつくことがある)は、「Twinz/쌍둥이즈/双子ズ」で、今日11月27日はその名称が公になった、2人が認識して使いだした日なんです。私たちだけの記念日ですね。
そのVliveはこちら。
もう何十回観たか分からないな。これを書きながら今も観てる。
興奮しすぎている1年前の私のフリート。
そもそもこんなにぴったりで絶妙な「双子」という概念の発端は、『I-LAND』の番組中に公式Instagramで公開されたアンケート。ファン向けのお遊びのような、でも「こういうのが聞きたいんだよ!」という質問の中に「番組参加者の中で兄、弟にするなら誰?」という問いがあり、他のメンバーがそのまま誰かの名前を書く中、ジョンウォン が「兄、弟」に付け加えて「双子:ヒスンヒョン」と書いたのですね。(公開日は2020年9月2日)
まだメンバー間の関係性も、番組側が編集した限定的な情報しか分からない中、そんなことを言われるともうファンはパニックですよ。「双子!?!?」と沸き立ったのを覚えている。それから程なくして11話の放送があったこともあり、「あぁこの2人はこんなにお互いが必要なんだな、一緒にデビューさせなくては...」と静かに決意を固めたのであった。
どんな意図でジョンウォンがその時ヒスンのことを双子と形容したのかはVliveの中で本人の口から直接語られるのでぜひ聴いて下さい。なんというか、この辺りの「お互いのことをどう思ってる?」のすり合わせもこのVliveのなかで為されるので、かなり異質な回だと思うのですよね。他のメンバー同士はこんなのしてないし、多分他のグループでもあんまり無いんじゃない?そんなに照れもせず、お互いの事を必要だ、とまっすぐ伝え合う凄い回なんですよ。
ちなみに、直接的には関係ないエピソードだけど、I-LANDでの合宿中のTMI Q&Aという動画で、リアル双子なテヨンにジョンウォンが「双子がいるとどんな気分ですか?」と質問を投げかけているの、凄い偶然だなぁと思っちゃいます。そして「いつも心強い味方がいて、友達と一緒にいる気分です」とアンサーされている。この合宿が7月で、冒頭のアンケートに答えたのが8月の筈なので、ジョンウォンの頭の中ではなにかしらか回路が繋がってる可能性もあるかもね。
私はI-LANDをリアルタイムで観ていた当時から2人のことが特別好きだったけど、それは私がヒスンを好きだという気持ちでこの番組を追っていて、できる限り彼の目線で他の参加者のことも考えていたからなのかな。みんなそういうもの?だよね?ヒスンとジョンウォンに加えて、ゴヌのことが特別好きだったのは、ヒスンがゴヌを特別視してたからだよねきっと。ヒスゴヌも本当に良いよねお互い向けてる感情が繊細で...早く公の場で再開してほしい。君のことが恋しかったよ。僕もだよ。
この3ショットをいつかもう一度見たい。
ヒスンとジョンウォン、双子ちゃんファンの本当に幸運なところは、彼らの関係性がほぼ番組の中で始まったもので、段々と仲良くなる過程を我々はほぼ全て目撃できているというところなんですよね。2人とも、番組発のグループ用に新設されたBELIFT LABという会社に転籍する前からBIG HITの練習生で、付き合い自体はそこそこ長い筈なのに、いつも月末テストで1位な上に気を張ってピリピリして近寄り難いヒスンさんと、なかなか他人に心を開かないSMから移ってきたばかりのジョンウォンさんなので、「別にこれといったエピソードが無い」というぐらいの関係だった練習生時代の2人。
...が、『I-LAND』が始まった途端、本当に急激に仲良くなっていく。やっぱり恐ろしいですよ、話すことしか娯楽のない軟禁共同生活という特殊環境は。
I-LAND前半の仲良くなり始め期も(ep6契機に「信頼」に)、夏合宿〜ep7,8のラブラブ期も、ep9〜最終話の離れられない期も、デビュー以降〜NOWの愛と信頼のリーダーと最年長期も、関係を変えながらずっと支え合って生きてて、本当になんで我々はこんな素敵なものを見せてもらってるんだろう...
— 菜子 (@07250226no) 2021年3月24日
ビハインドやI-LAND CAMを観ていても後半になる程ずっと一緒にいて、練習合間に一つのアイスを半分こしたり一緒のベッドで昼寝したり本当に仲良しだけど、契機はやっぱり6話テスト「I&Credible」のパート交代だよなぁと思う。「君がやりたいように選んで良い。僕はそれに従う(サポートする)」がジョンウォンの心を開いたのかなぁ、などと勝手に妄想している。でもその後から本当にすっごい仲良しなんだもん...!(6話と7話の間におこなわれた合宿での雰囲気、ちょっと急!!!と思うもんね。)
だから、番組終了時は「一緒にデビュー出来て本当に良かったね、末長く一緒にがんばってね」だったけど、今はまた関係性が違う。そこに「リーダーと最年長」という役割が加わるのだから。私このリーダー決めの経緯と、デビューの2週間前にジョンウォンがヒスンの前で大泣きしたエピソードは、なんというかもう事実なんだけど宝物のような、思い出すたびに噛み締めてしまうような。美しい話だなと思う。
この繊細さこそがヒスウォンなので......
— 菜子 (@07250226no) 2021年3月24日
(涙で前が見えない🥲🥲🥲) pic.twitter.com/6TnisyNd5a
オフィシャルな並びもまた良いよね。真ん中がジョンウォン、本人たちから見てすぐ右にヒスンが居るから、困ったときも助け合える。
この「一緒に背負った」という事実ね、当たり前になりすぎて時々忘れてしまいそうになるけれど、凄いことですよ。本当に。おそらく表に出している以上に気持ちの面で2人とも負っている筈で、まぁENHYPENは7人ともとても自立した擦れていない若者なので変な負担は無いだろうけど、周囲の期待が大きいからそのプレッシャーに呑まれないためにも分け合える存在がいるのは良いことだなと思う。私は5月に初めて音楽番組1位をとったときに、ステージ上で感極まったヒスンさんがジョンウォンにぎゅっとしがみつきにいったときに、感情が爆発しそうになりました。またとんでもないものを目撃している私たちは。
これからももっと嬉しい沢山のことを、一緒に経験して分かち合って欲しいなと切に思います。ヒスンがジョンウォンの誕生日に贈ったメッセージの中の「これからも幸せにずっと一緒に音楽をやろう!ㅎㅎ」は、そのまま本音なんだろうなと思うので、叶えてあげたいし願い続けてほしい。ヒスンさんは言葉と感情をなによりも大事にするので、こういったメッセージは考え抜いた上で口に出しているし「気持ちが続いていれば叶う」と信じている人なので、叶えるために言っている筈で、まぁどこまでも勝手な想像だけど切実すぎて泣いちゃうよ。
ヒスンとジョンウォン、「良い」でしょう。そうでしょう。先輩後輩な面も、友達な面も、家族な面も、全部のせで全て内包してる。だから、言葉でなにかを語るのが難しい関係だなと思っていて、この2人を好きな人って基本的に起こったエピソードに対して静かに泣いて合掌しがち。だからあんまりインターネットで好きな人を見つけられない。でも言葉にならないのも言葉が必要じゃないのも身をもって解ります。「うわ、双子だな〜〜〜!」としか言えない時多々あるもん。もう良い、「双子」を形容詞化していきましょう。私が辞書を作る。意味は、尊い、信頼が厚い、お互いのことが好き、尊敬し合ってる、物理的距離が近い、でいこう。
「쌍둥이즈、Forever!」
双子の良いところは本人たち自身がこの概念と自分たちの関係にしっくりきていて自ら名乗りがちなところである。公私共に認めるKPOP界のリトルツインスターズ...うぅ(ちなみにキキララケースに双子の写真を入れて持ち歩いてるのまだ私しか見た事がない。なんでだ。)
双子よ、どうか永遠なれ。