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迷ったら楽しいほうに舵を切る人生

2018年6月、白夜の北欧旅。すべて自主手配で行ったので、旅程と手配方法をまとめるよ!

あけましておめでとうございます。

箱根駅伝もしっかり観て年始感最高潮!そんななか、早速昨年の話をしてしまいます。

 

2018年、5/31(木)~6/7(木)まで、北欧4カ国(フィンランド、エストニア、スウェーデン、デンマーク)を旅してきました。1つの国に約1.5日程しか滞在しない弾丸旅で常に移動をしているような旅程でしたが、それも含めてめちゃくちゃ楽しかったです。

陸(高速鉄道)・海(フェリー)・空(飛行機)の交通手段をすべて駆使して移動したので、滞在先は全て首都だったにもかかわらず、移動中に田舎の景色なども十二分に楽しむことができて、なんだかいつも以上に満足度の高い旅でした。

 ホテル、航空券、交通手段全て事前に日本で手配をしていったので、現地ではその通りに行動するだけで良くて諸々スムーズ!こんなに沢山事前手配する旅は個人的にもはじめて。

折角なので、どんなサイトを見て予約をしたのか、紹介したいと思います。

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■航空券

有名過ぎて、今さら紹介も憚られますが…

航空券はいつも、「Skyscanner」で検索、大体の予算感とフライト時刻を把握してから、ちょうどいいな~と思うものを見つけ、実際のチケットは航空会社の公式HPに飛んで予約しちゃいます。乗り継ぎ多めでフライト時間が長いとそれだけ金額はお安くなるわけですが、個人的にはフライトがそこそこ苦なので(我慢できないほど苦手ではないけど)、いつも直行便ばかり利用してます。

より旅好きな方だと、わざと乗り継ぎにして、その空港での食事を楽しんだりもしてますよね。良いな~と思いつつも、やはり社会人なので、時間>コストになってしまって…多少高くてもすぐに着くほうが良い!と思っちゃう。

www.skyscanner.jp

 

■ホテル

宿はいつも「Booking.com」。

宿泊予約サイトは沢山あるので、自分に合ったものを選ぶのが良いのでは、と思うのですが、わたしはBooking.comが一番見やすくて気に入っております。あと、【サイト経由で予約・宿泊を5回する】この条件をクリアすると、Genius会員というVIP会員になるのですが、一回なってしまえば、対象施設10%割引、レイトチェックイン特典など、地味に嬉しい特典が多数!10%割引対象施設が結構多いので、ホテル選びの際のひとつの指標にもなります。

個人的なホテル選びの基準は、①ロケーション、②広さ(広いほど好き…)、③内装の可愛さ です。これらの条件を鑑みると、4つ星くらいのホテルになりがちなので、検索するときに条件指定して4つ星から見るようにしてるかな。Airbnbの利用やドミトリーで居合わせた他のツーリストとの交流なんかも憧れはするのですが、多分自分には向いてないなーと敬遠してます。(人生感変えたいような気持になったら一回ぐたい体験するのは良いなと思ってますが)

www.booking.com

 *ちなみに、今回宿泊ホテル!

・ヘルシンキ:アパートメントタイプ。

ヘルシンキ大学の近く。メールで届く電子コードで開錠するので全く人に会わずに済む。

www.booking.com

・タリン:アパートメントタイプ。

旧市街の中にあって雰囲気抜群!

www.booking.com

・ストックホルム:ホテル。エレベーターが最高にテンション上がります。

 お部屋は少し狭いけど、あまりそれを感じさせない。

www.booking.com

・コペンハーゲン:ホテル。コペンは軒並みホテルの金額がめちゃくちゃ高い!のですが、調べた中では一番ロケーションや口コミと金額のバランスが良かったです。それでもほかの3国よりお高いのですが、中央駅から徒歩5分程だし高コスパ!

www.booking.com

 

前半の2つはアパートメントなので朝食は前の日にスーパーで調達、後半2つはホテル朝食付きでした。北欧は物価が高いのもあり、それほど食べ歩きのテンションでは過ごさないので、ホテルでたっぷり朝ご飯を食べてから街に繰り出すほうが正解かもしれないです。物価の高さにびくびくしていたけど、このレベルに綺麗な宿チョイスで、平均して1泊1人10,000円ほど。コペンハーゲンが突出してやばいだけ、という印象です。白夜のハイシーズンでこのぐらいなので、そこまで過剰に構える必要はないかも?と思いますね、長期滞在ならまた別ですが。宿泊費はルームチャージ制じゃない日本がやっぱり高いと思っちゃうよー:/

 

■旅程

ここで今回のスケジュール詳細!

【1日目】

 5/31(木) 東京・成田 9:50 ⇒ 13:50 ヘルシンキ・ヴァンター空港

 そのままヘルシンキステイ

【2日目】

 6/1(金) 夕方までヘルシンキ観光 

 18:30発のフェリーでエストニア・タリンへ 22:00着

【3日目】

 6/2(土) 夕方までタリン観光

 18:00 タリンクシリヤライン(フェリー)でストックホルムへ 翌10:15 着

 キャビンステイ。1週間で一番ホテルの金額が高くなる土曜日を狙って、フェリー泊を組み込みました。

【4日目】

 6/3(日) 終日ストックホルム観光・ステイ

【5日目】

 6/4(月) お昼まで観光 15:20 高速鉄道SJ2000でコペンハーゲンへ 20:30着

 ※ただ我々の時はトラブルがあり1時間程電車が止まったので、22:00近くに着きました

【6日目】

 6/5(火) 終日コペンハーゲン観光・ステイ

【7日目】

 6/6(水) コペンハーゲン・カストラップ空港 13:20 ⇒ 15:50 ヘルシンキ・ヴァンター空港 ⇒ 翌8:05 東京・成田空港

 

※こうして改めて見ると、本当に忙しなく移動してるなぁ…笑

 

■6/1(金) ヘルシンキ⇒タリン  フェリー

次の日も乗るのですが、タリンクシリアラインのフェリーを利用。私が乗った船の所要時間は3時間半ですが、もっと短い時間で着くものもありました。ただ金額が違うのと、できる限りぎりぎりまでヘルシンキも楽しみたかったので、夕方初のこの便に。

予約は「ダイレクトフェリーズ」を利用しました。

*日本語で閲覧できるし、金額も¥表示できます

利用日と出発・到着地点を入力すると複数候補便が見られます。

www.directferries.jp

2人で84€。(当時のレートで11,200円。1人5,600円程)

飛行機などもそうですが、不便な時間程安くなるので、もっと安い時間もあったと思います。金曜日でタリンに遊びに行くフィンランドの若者も多かったのか、船は満員、なんとなく乗客のガラが悪い…(笑)というか、お休みに浮かれて皆早々に飲み始めてて酔っぱらってるんですね。船内にアジア人がかなり珍しい事もあり(我々は他の方には出くわさなかったです)、物凄く声をかけられる…。これが素敵な感じのお声がけなら一杯ご一緒するのも良いなぁと思うのだけど、まぁ酔っ払いだからね!早々に先頭のほうにあるレストランに避難して、軽食を取りながらゆっくりしてました。

※3時間半の移動なので、みんな無料の自由席エリアに居がちで、お金がかかるレストラン内は結構空いてて快適でした。家族連れはそちらのほうに避難してる印象かな!

 

■6/2(土)-6/3(日) タリン⇒ストックホルム タリンクシリヤライン

一晩かけて、ゆっくりとバルト海を進むバルト海クルーズの大定番!船内にレストラン、カジノ、免税点、スーパーまで入っている豪華客船。今回の旅で、一番楽しみにしていたといっても過言ではないです。予約は下記の「北欧トラベル」で。

朝食(10.50€)に、サイト利用の手数料など諸々全て含まれて1人約12,500円。土曜はホテルの宿泊金額が一番上がる曜日なので、この金額で1泊を済ませられたのは我ながらナイスプランニング!と思ってます。

フェリーは特に休日金額アップは無いみたいなので。(※時期による割増はもしかしたらあるかも)

www.tumlare.co.jp

前述した、ヘルシンキ―タリンの移動に利用したのと同じフェリーなのですが、こちらは「移動」というより「クルーズ・遊び」の色が強いので、乗客の印象が段違い…!若者だけのグループは少なく、家族連れや高齢者層のグループ、あとはツアー客が多かったです。ここに来て、中国の方だろうな~というグループを何組か見かけました。

 

一晩を明かすキャビンは、スイート・コモドア・デラックス、スタンダードキャビン(A~Cクラス)まであって、当然下にいくほど安いです。私たちは景色を楽しみたかったので窓付きのAクラスにしました。

こんな感じのキャビン。

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ベッドの上にスーツケースを広げられるし、部屋にシャワー・トイレもついているので、思っていた以上に快適…!就寝までは、レストランでお茶をしたり、甲板で夜風を浴びたり、のんびりと時間を忘れて過ごせます。

あと、免税店が通常の免税に加え、船内割引?みたいなことをしてて凄く安くなってるので全力でおススメします!どこの空港よりも安いよ、ここでDiorのリップマキシマイザー(日本で買うと通常3,888円)を2,150円程で買いました。もっと色々買っておけばよかった…。

 

*人生初!?の睡眠悩み発生

この時期、白夜シーズンの初めで、北欧では夜の23:00頃まで昼間のように空が明るく、わずかな日没時間(大体~3:00くらいまで)も夕方程の仄暗さで、夜という現象が突然忘れられてしまったような、初体験の身からすると不思議な1日が続いてます。

日照時間が長いので、いつまでも時間を忘れて遊ぶことができるし、ツーリストとしてはあまり夜を気にせずに出歩けるので大変助かるんだけど、個人的にはトラブルが発生!たぶん体内時計は大幅に狂った結果、人生で初めてに近い、睡眠障害に…!まったく寝付けないし、うまく睡魔がやってきても3時間程で目が覚めてしまう、、毎日1~3万歩歩いているので当然身体はくたくたなのだけれど、旅行中毎日こんな感じでした。

結果、途中で若干体力がなくなるんだけど(笑)、この日も4:00頃にはどうしても目が覚めてしまった結果、諦めて朝の甲板にひとりで向かって、朝日と風を浴びました。

 

ついでに、当時ハマっていたTVドラマの『おっさんずラブ』の7話最終回がちょうどこの日で…!悲しくもリアタイ視聴はできなかったのですが、このとき甲板の上で、Twitterで流れてきたラストのキスシーンを1人で観たの、多分一生忘れられないくらい良い時間でした。凪と興奮。

もしかしたら近くに座って遠くを眺めていたゲルマン系のナイスミドルに不審がられていたかもしれない。

でも、本当に良い思い出なんです。

旅先で作品を観たり読んだり、想い出に紐づいてくれるから良いなぁって。思いますね。

 

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■6/4(月) ストックホルム ⇒ コペンハーゲン 高速鉄道SJ2000

ストックホルムとコペンハーゲンを移動する方法は、バス、高速鉄道、飛行機の3つがあります。当然左から順に、所用時間が長い→短い、金額が安い→高い。

時間が潤沢にあるのであればバスという選択肢もあるかと思いますが、ここは一番バランスの良い高速鉄道をチョイス。

日本でいうJR、スウェーデン国鉄のSJ高速鉄道で、約5時間の鉄道旅です。

↓SJの詳細はこちら。ドリンクサービスが付いて座席が広い一等席と、通常の二等席がありますが、二等でも日本の新幹線座席と同じくらいの広さはあるので、全く問題無いと思います。ドリンクや軽食が欲しくなったら食堂車で購入できるので!

www.tumlare.co.jp

 

予約は、SJの公式HPから行いました。サイトは全て英語表記ですが、行先と日程と人数を入力するだけなので、なにも難しいことは無いです。…ですが、やっぱりなんとなく不安があったので、詳しい手順が載った下記のサイトを見つけ、一つ一つ参照しながら手配をしました。笑 凄く詳細に書いて下さっているので、この通りに進めば大丈夫です。それでも不安な方は、日本語表示できる「RailEurope」というサイトがあります。(多少金額割り増しだった気が)

www.sj.se

dent-sweden.com

ちなみにチケットはこんな感じ。プリントして持っていきました。係の方に見せる方式なので、多分スマホ表示でもOKですが、念のためデータと物の二段構えでいきたい派。

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ちなみに余談ですが、ストックホルムを出発して1時間程したあたりで列車が停車!

結構田舎っぽい駅で止まってそこから30分くらい動かない…。社内放送はあるけどスウェーデン語&ものすごく訛りが強い英語の放送で何を言っているか分からない…。けれど、友人と「まぁ大丈夫っしょ!」と悠長に構えていたら、前の座席に座っていたファミリーのお父さんが「君たちは英語は分かる?」と親切にも状況を教えてくれました。

なんと「線路上の、この先の部分で火事があり、消化でき次第の発車になる」とのこと!おぉ~THE・海外トラブル…!

とはいえ私も友人も強運属性なので、無事に+1時間程で出発となりました。

ただ、元々はストックホルム⇒コペンハーゲン直行の列車だったのですが、遅れのせいもあり、終着駅が途中のマルメという街に変更、そこで乗り換えをしなければいけないことに。

相も変わらずの聴き取れない社内放送+途中で前の席のファミリーが降りてしまったこともあり、これに気付くのが遅れ…!マルメの駅で小走りで移動することになりました。

駅員さんに「コペン行きの列車どこ~?」って聞いたら、「あと2分で来るぞ!Hurry up!」って言うんだもん。実際に走ってホームに行ったら、まだ全然到着しておらず5分くらい待ったけどね!余裕だったじゃん!笑

 

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以上が日本で事前に手配をしていったものになります。

各国の空港・駅から最寄り駅への移動手段や、街の中の移動方法等は、実際の現地に着く前日、それこそ上記のフェリーや鉄道での移動タイムに調べて、都度友人と相談しながら決めて行きました。

とはいえ、今回訪ねたのは全て首都なので、交通網などは整っているので特に大きな心配もなく。

あ、ちなみにスマホはSIMロックiPhone(仕事用)、SIMフリーAndroid(プライベート)の2台持ちなのですが、いつもプライベート用だけ現地SIMを入れて使用して、もう1台はホテル等Wi-fiがあるところでのみチェックするようにしています。

SIMも事前に日本でAmazonで購入して、スマホにセットしていく派。

現地でも容易くゲットできるのは知っていますが、Amazonで購入したって安いし、現地で購入に時間を使ってしまうことを考えると、事前手配のほうがメリットがあると思うのでいつもそうしてます。

ちなみにこの時は、ヨーロッパ全域で使用できる「Three」の3GBにしました。1週間なのでぴったりだったし特に何も不具合なく使えました。バルト海クルーズ中だけ、ところにより繋がらなくなったけど、船にWi-fiが飛んでいるので特に問題無し!

(欲を言えば、念の時のために通話が付いているタイプにしたらよかったかな?とは思います。タリンで「宿泊先に電話をかけたい~!」なタイミングがあったので。)

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Amazon CAPTCHA

 

 

すべて自分で手配して、ここまで移動をする旅はこれが初めてだったので、いつかきちんとまとめたいなーと思いつつ、2018年下半期は何かとバタバタして書けなかったので、すでに半年前の事ではあるのですが、きちんとまとめられてすっきり!

北欧旅行を考えている方や、もしいらっしゃったらこの記事を見て北欧いいじゃん!と思ってくださった方の旅の参考になれば幸いです…!

 

ツアー旅行も何回かしたことがあるけれど、自分で調べて考えて、ドキドキしながら手配をする旅の楽しさを覚えてからは、もっぱら「自主手配派」です。

自分の中に残る想い出の濃度や知識の量が段違いなんですよね!

海外旅行って、どうしても数万円~数十万円かかる、贅沢な趣味であるという自覚はあるので、少しでも多く味わい尽くして、人生に色濃く残る時間にしたいなと旅に出るたびに思います。

 

今回の旅行自体の想い出は、また改めて綴りたいなと思うのですが、

白夜の北欧。想像していた以上に美しく、貴重な時間でした。最後に少しだけ写真をお裾分けさせて下さい。

 

■Helshinki

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■Tallin

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■Stockholm

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■Copenhagen

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あと、取り急ぎ、旅の最中の写真はリアルタイムでTwitterに更新してまして、そちらも見やすいようまとめております。

どなたでも、宜しければこちらも見て頂けると嬉しいです^^* 訪れたレストランや、動画なんかも載せてるよー。

 

■Twitter

  

長々と失礼しました。そしてここまで読んで下さりありがとうございます!

皆様も2019年も素敵な旅を♡