#3はこちら。
#4。20時間の長旅を終えて、フランクフルトに着きました。
フランクフルト着・ホテルへ
こんなに長い時間をかけて移動してきたのに、なんだか海外にいる気がしなかった。ふわふわした不思議な心地。でも、この時期のヨーロッパの気候は最高。涼しくて、カラッとしてて、世界が明るい。
空港からホテルまでは20分間隔で無料シャトルが出ています。これが超〜便利でした。ホテル周辺は森で、最寄り駅まで徒歩15分ほどかかるのだけど、シャトルで空港まで出てしまえばスーパーもドラッグストアもあるし、市街への移動も楽ちん。
何度もお世話になったバス。
確か14時半頃の到着で、チェックインが厳密に15時からだったのでしばらくロビーで時間を潰す。ちょうどENHYPENが仁川空港に着いた頃で、リアルタイムで空港ライブを観てました。ヒスンさんの空港ファッション大優勝なんだが?(私はロックスターみたいな風貌の人間が大好きですハート)
ENHYPEN at Incheon Airport on their way to Germany | Press Photo (2)
— ENHYPEN UPDATES (@enhypenupdates) 2022年5月13日
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チェックイン。このクオリティーで一泊一部屋18,000円程なのは本当にコスパが思う。周辺ホテルの中でもダントツ、広さや設備に対して金額設定が安かったのです。ホテルを選んだ経緯は、#2の中に詳しく書いているのでそちらを見てください。
シャワーも広々で嬉しい〜!アメニティはボディーローションだけ。海外だとよほど良いホテル・部屋じゃない限りはそれ以上のものって付かないですよね。ましてや環境先進国のドイツなので、アメニティにかかる資源なんて許せなさそう。
浴室にはリンスインシャンプーとシャワージェル。シャンプーの品質は良かったけど、やっぱり海外に行く時はヘアケア一式持っていくのが安心ですね。私はよくドラッグストアで売っている100円ぐらいのお試し用パウチを持ってきます。2~3日分で丁度良いので。
お部屋全体、インテリアの品が良いなぁ。機能的だしシンプルで素敵。
シャワーを浴びて、少し休んで、街に出かけます。自由時間が今日しかないので、お土産も外食も今日済ませなきゃ!
ホテルから森をてくてく歩き、Sバーンの「Gatewy Gardens 」駅へ。
ホテルまでの森は、森と言ってもこのレベルですが笑、実際に歩いて移動したのは一度きりで、基本的に空港⇔ホテル感を無料シャトルで移動してそこからタクシーや電車に乗ってたので全く難点にならずでした。
— 菜子 (@07250226no) 2022年6月4日
この時期のドイツは朝5時〜夜21時頃まで明るいですしね🌞 pic.twitter.com/n1bubsTuJS
発券機でチケットを買う。ヨーロッパの電車あるあるで、改札なし・チケットチェックなし・ただ時々電車内チェックが入りチケットなしだと罰金が発生する。もちろんキセルも発生してると思うけど合理的だよなぁ。
入り口は工事中みたいな、かなりむき出しな感じなのだけど、中は綺麗。まだ新しい駅なんだよね。
S8、S9どちらに乗っても中央に着きます。
THEヨーロッパ!Frankfrut Old Town
市街の位置関係はこんな感じ。*1 金融街らしい近代的なビル群は中央駅寄りにあります。欧州中央銀行の€マークを見に行きたい気もしたけど、今回は時間もないので旧市街だけ。中央駅付近が一番治安が悪いとのことなので(ヨーロッパって結構そうですよね。)、行く予定のある方は歩いてはいけない路地などに注意。
まずはお茶よね。はぁ街角のカフェ、テラス席、大きなケーキとカフェイン、一生ラブです。レーマー広場近くの有名なお店で、ケーキは6ユーロ前後、ドリンクも4ユーロほどでお手頃価格。店内も素敵だったなぁ。
ラズベリーたっぷりで嬉しい。
ここが旧市街のシンボル・レーマー広場。
何があるというわけでないけど、どこからか管楽器の演奏が聴こえてきて、みんなテラスで陽気にお酒を飲んでて、良い雰囲気だった。観光地特有の話しかけてくる人も居ないし。
ひこうき雲の街。空港と市街が20~30分の距離なので、常に空に白いラインが走っている。
ソンフンさん曰く、「いい感じのキックボード」
もう19時頃なのに、まだまだ日差しが温かくて嬉しい。体内時計は順調に狂ってますが。
スタバ、やっぱり縞々ドリンクが流行っているのか?
エシレバター目的でGALERIAに来ました。Zeilのほうの地下1階がアジアンスーパー含むすごく広い食品売り場なのだけど、なんでもあって空いてて大興奮。
アイス買いたいな〜、乳製品無限に持ち帰りたいな〜と羨ましく眺めているところ。荷物を増やしすぎるのもあれなので、比較的軽めのお菓子、茶葉を買い込む。
そのあとはドラッグストアのdmへ。結局スーパーとドラッグストアで全て解決するんですよ。今回はショッピングをする気が全くなかったので、ひたすらにDSコスメと食品に集中。
友人が教えてくれた「ドイツのキャンメイク的存在」ことessence。本当にキャンメイクレベルの価格帯で、質も良いしデザインも可愛いの。
友人に頼まれていたアイシャドウパレット。世界の都市シリーズ。10都市ぐらいあるはずなんだけど、3軒回ってどこもローマとマイアミしか残ってなかった。笑 この2つも可愛いのになぜだろう。
自分用にはブラウン系のパレットとコンシーラー、リップを購入しました。どれも3~5ユーロぐらい。不思議なほどに安い…。
ビタミン、消毒液、保湿クリームなどなど、細々してお土産に向いていそう。
街中で見かけた彼、めっちゃヒスンかニキっぽくない?こういうポーズするよね、
マイン川へ。私の他の旅行記などを読んでる方はわかると思うんですが、川が好きなんですね。川のある街がたまらなく好きなの、これだけで「フランクフルトは住めるな」と思いました。
やたらと姿勢の良いトリさん(全然見たことない顔をしてて新種のポケモンを見ているような気持ちに...)
みんな水辺でくつろいでいて良い空間だった。にしても水量が多く水際が近いので、降水量が多いと簡単に溢れそう。
街の中心にある大聖堂。
晩ごはんはせっかくだからとドイツ料理。ゲーテも訪れたらしい(Google口コミ)18世紀からある老舗ドイツ料理店。ビールと肉と芋。潔い夕食、アガる〜〜〜!
ビール、元々は苦手だったのだけど、大学の時にドイツを含む中欧の周遊をしたときに「ジュースより安いから」と水代わりにガブガブ飲んでたらそれから美味しく飲めるようになりました。一杯の量が多いのですぐにお腹がいっぱいになってしまうが、その分食べる量をセーブできるので経済的な飲み物なのかも。
今回どうしても食べたかったもの。それは旬のシュパーゲル!白アスパラガスです。野菜の王様、食べられる象牙、ドイツ人が愛してやまない春の風物詩。4月〜6/24の聖ヨハネの日まで限定して食べられる。肉厚でジューシーで本当に美味しかった。本当はトランクに隠して日本に絶対に持ち帰ろうと思っていたのだけど(だめですよ☺️)市場に行く時間がなく、スーパーでも買えるもののやっぱり鮮度命の野菜なので諦めました。でも、ここで食べられて満足した…いつかまたこの時期のドイツに来たら食べようと思います。
当たり前にお腹がいっぱい。そして日が落ちると肌寒い。しかし、アイスは別腹なのです。フランクフルトの街中にはアイス屋さんが沢山ある。数十メートル歩くと見かけるような感覚。値段も安い。いや良い街だな…住めるな…
ホテルに戻る前にもう一度スーパーへ。旧市街のショッピングモールの中のREWEは夜の0:00までオープンしていてとても便利。そして当たり前に観光客で激混み。夜だし、まぁみんな考えることは同じだよねという感じで、皆さん大量のビールを抱えてらっしゃる。
シリアル棚が豊富〜!ドライベリー入りのミューズリーを購入。このバイカラーのリッタースポーツも可愛いな〜。61%と55%を購入して帰国後食べましたが、甘みが程よくて美味しかった。リッタースポーツは味もハズレがないしチョコが分厚いので、口の中でごろっとして食べてる感覚が強くて良い。
1日目の戦利品はこんなところです。パッケージが華やか。その日買ったものを綺麗に並べて撮影する、というのを海外旅行の恒例にしていたのだけど、久しぶりにやれてここで一気に感慨深くなりました。「出来なくなっていたこと」がこの手に戻ってくる喜びよ。
上手に眠れなかった朝
夜1:30就寝で、朝5:00起きです。カムバ期間中のアイドルか?もうこんなに燦々と明るくて街も私もショートスリーパーすぎる。イベント当日なので楽しみと緊張ももちろんあると思うんだけど、思うに私は白夜に弱いんだよな。この時期に北欧に行った時も、そっちの方がわかりやすく白夜だったのだけど毎日2~3時間睡眠で一週間ほど過ごしていた。仕方がないので散歩に行きまーす。
ホテルの敷地内にあるレストラン。今はもしかしたら営業休止してるのかも?さすが朝5:00、誰も居やしないので好き勝手に写真を撮りまくる。
この時のわたくし、ノースリーブのワンピースにざっくりニットを羽織っていたのだけど、めっちゃくちゃ寒かった!絶対に気温一桁台の寒さ。ずびずび言いながらホテルの周辺をぐるっと20分ほど散策。すぐ隣にビジネスセンターっぽいビルがかたまっていて、なんだかどこかから話声が聞こえてくるな?と思ったら、ビルの窓拭きのお兄さんが吊られたカゴの中で2人できゃっきゃしながら作業をしていて、たまらなく日常の平和を感じた。彼らも、郷に入っては…を実践している私もマスクをしていないから、余計に。
寒くなってしまったので、最上階フロアにあるプールに来ました。24時間開いているけど、さすがにこの時間は誰もいない。
このロッカー凄くない?全体を写したくて倍率変えて撮っているので写真が荒いんだけど、L字を組み合わせることで、靴置きを兼ね備えたロングなロッカーを効率的に配置してる。これは、ドイツっぽいデザインだな〜!と唸りました。
なんでも置いてくれてる。
屋内プール特有のむわっとした多湿のあたたか空間。
窓からは空港が見える。当然ながら轟音とともに飛行機も。
温かくて天気も良くて、うとうとするんだけどでも眠れない、そんなぼんやりした時間を2時間ほど。ちょうど日本は土曜の昼すぎだったので、友人たちと連絡を取っていたらあっという間に時間が過ぎてしまった。そして聞いてください、朝のお供として飲んでいたこのドリンク、その名も「フルーツバターミルク」でその名の通り濃厚なフルーツ風味のミルキー飲料なんだけど、このサイズで500カロリー程あって成分表見て震えた… え、溶かしバターとか入ってる…?1人なのを良いことに「ええ〜〜…」と大きめの声を出してしまった。
「水に浸かると時差ボケしづらい」説を信じてプールにもこの後入ったんですが、平均的アジア人身長な私には深すぎて、床を蹴るようにして浮いてました。でも楽しかった。コンサートの日の朝に、ドイツのホテルでプールに入ってぷかぷか浮かんでる。冷静に考えると状況が面白すぎました。
とても悠長に過ごしているけれど、せっかくなので到着時間に空港にお出迎えに行こうと思い、それ合わせでのんびり過ごした朝なのでした。
今回はここまで。次で一気にイベントの話を書いてしまおうと思います。空港お出迎えから、フェスが終わるまで。トラブルは無かったけど、バタバタ移動したり列がまさかの2列目だったり書くことが沢山あるので楽しみです。
#1はこちら
旅中のTweetまとめはこちら
*1:ちなみに星マークのホテルは、今回アーティストが宿泊していたホテルです。笑 全く偶然ながら我々の宿泊ホテルの系列。当然手配時にもチェックしてたけど、おそらくフランクフルトで一番有名なホテルです。運営側素敵なことしてくれる!